復活の日の則子のシーンを時系列で追う※ボートの場面の謎も徹底考察

深作欣二監督の映画『復活の日』では、主人公の吉住の恋人でもある看護師の則子の出演シーンが、作品にアクセントを加えています。

この記事では作中の則子のシーンを時系列で振り返るのとともに、本作を無料で見る方法についても解説しています。

復活の日の則子の出演シーンを3つに分けて考察

浅見則子(多岐川裕美)が出演する場面は、大きく分けると次の3つです。

  1. 恋人の吉住とのシーン
  2. 病院で働いているシーン
  3. 友人の家からボートで海に出るシーン

以下、シーンごとにまとめていきますね。

恋人の吉住とのシーン

主人公の吉住周三(草刈正雄)は、地震の研究に没頭するために、則子を日本において南極に向かいます。

則子は自分が妊娠している事実を吉住に隠しつつ、別れを切り出しますよね。

吉住が出発した後、則子は病院での激務がたたって倒れ、流産してしまいます。

吉住がワシントンに向かう前夜に、提督の部屋でノルウェー出身の女性のマリトと一夜を共にしますが、則子と同じ黒髪ということもあって、マリトを激しく求める場面も印象的ですよね。

病院で働いているシーン

日本も次第にウイルス「MM-88」に冒されていき、則子の勤め先の日本大学病院も患者でごった返します。

院内の医者も看護師も疲弊していく中、則子も戦場のような職場で必死に働きます。

感染が進む中、土屋医師(緒形拳)が水槽に浮いた魚を見ながら、

どんなことにも必ず終わりはあるよ

問題は、どんな終わり方をするか、だ

と、則子に語りかける場面が印象的ですよね。

その後のシーンで、則子がある日ふと目覚めると自分以外の全員が死んでいることに気づき、友人の家へ向かいます。

土屋医師のセリフは、則子の死はもちろん、ARS(自動報復装置)の発動や、ラストで吉住が仲間と再会するシーンともつながりますよね。

友人の家からボートで海に出るシーン

則子が友人宅に行くと、友人の好子(丘みつ子)はすでに亡くなっていましたが、小学生の息子の旭(加瀬悦孝)は生きていました。

則子は旭に

お父さんのところ行く?

と告げ、旭といっしょにナース姿のままで、モーターボートで海に出ます。

則子はボートの舵を取りながら、船上でぐったりしている旭に、

「これを飲むと寒くなくなるわよ」

と睡眠薬を飲ませ、さらに自分も口に含んで、自殺を図ります。

あえて海上で自殺する理由は作中では語られていませんが、旭の父の辰野(渡瀬恒彦)も恋人の吉住もいる南極は海の向こうでつながっているため、「海の上で死ぬことで」近づこうとしたと考えられます。

まとめ

映画『復活の日』の則子は、南極に旅立った恋人の吉住との再会を夢見て、海の上で死ぬことを選んだと読み取れます。

私は最初、なぜ則子が友人の息子まで連れてモーターボートに乗り込んで自殺を図ったのか、いまいちピンと来ませんでした。

が、友人の息子も則子も、想いを寄せる人が海の向こうの南極にいるという点で一致していたことで、上述の解釈に至りました。

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