映画『蒲田行進曲』は、ラストの有名な階段落ちのシーンの印象が強いですよね。
この記事では、階段落ちのシーンのスタントについて詳しく掘り下げるとともに、本作を無料で見る方法についても解説しています。
蒲田行進曲の階段落ちはプロのスタントマンがやっていた
ラストシーンの階段落ちのスタントは、ジャパン・アクション・クラブ所属の猿渡幸太郎が担当していて、ヤス(平田満)は上から6段だけ落ちています。
有名な”階段落ち”の階段は、芝居では階段のセットはなしで上演されたが、映画では実際に階段落ちをやった。
東映京都スタジオに高さ約8m、35段の階段セットを組み、1982年8月13日に撮影が行われた。
スタントも最初は平田満自身がやる予定だったが、舞台も控えていて深作が「ケガはさせられない」と言ったため、平田には上から6段だけ落ちてもらい、以降の29段はJAC所属の猿渡幸太郎がやった。
階段のへりにゴムをはり、ウエットスーツを着てのスタントであった。
引用元:Wikipedia
また偶然ですが、ヤスと小夏(松坂慶子)の設定と同じく、当時の猿渡氏の奥様も妊娠中だったそうです。
『蒲田行進曲』は映画の中の映画、いわゆる劇中劇でありながら、主役のスタントマンとも設定がシンクロしていたというのは、面白いですよね。
1984年の『新春スターかくし芸大会』では、『市ヶ谷行進曲』というタイトルで、本作のパロディコントが放送されています。
階段落ちシーンでは、ヤス役の西城秀樹が、高さ6メートルの階段をスタントマンなしで実際に転げ落ちています。
まとめ
映画『蒲田行進曲』の階段落ちのスタントは、実際はプロのスタントマンが担当しており、ヤス役の平田満が落ちたのは上の6段分だけです。
あらためて階段落ちのシーンを見ると、どこで2人が切り替わったのかは一切わからず、自然な編集が施されているのがよくわかりますよね。
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本ページの情報は2021年2月時点のものです。
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